愛宕山



近畿100名山・愛宕山924m
2004・11・3・(メンバー)あんちゃん・こうちゃん・みよちゃん
前日昼すぎから、気になっていた「愛宕山」の登山口、時間無いので下見だけで帰る途中、 久しぶりに会うあんちゃんと、時間合わせてつかしん温泉で入浴。夕食を共にし、 あんちゃん持参の立山のお酒で盛り上がり、また少し飲みすぎました。 朝起きたら2人共、少しお酒が体に残っている感じですが、二日酔ほどではない。 「よし!山行けそうだ!」昨日下見した「愛宕山」に行くことに。R173〜R477能勢町〜 R372横切り、亀岡八木町R477〜県道50日吉美山線に入り、 最初の集落の支所の上に広い駐車場があります。この周辺には、大きなかぼちゃが無造作に転がっています。




駐車場には1台の車のみ。ここが穴場の場所かも! 保津峡か嵯峨のコースが普通ですが観光客が多いので、裏登山です。 この場所からもう少し南へ行くと、 「ゆずの里」の水尾登山口もありますが、道路が狭くてランクルでは少し不便です。 ちょうど昼なので、車の後ろでシート広げて昼食です。



後部座席に乗っていたあんちゃんですが、車酔いなのか、 それとも、二日酔いカプセルが弾けたのか、少し気分悪そうです。ポカポカ天気で少し休むと、 エネルギーが充電してきました。リュック背負ったらなぜか、元気100倍の3人です。 12時50分スタート。駐車場入口に「登山口500m」の古い道標がありました。 県道を少し歩くと、



集落に愛宕神社の大きな赤い鳥居があり、 「山頂まで1時間30分」と書いてます。その前から登山道に入ります。



歩き出すとすぐに「先住の熊、猪、鹿、植物と仲良く!」と看板あります。 とても怖くて仲良くできないよ〜!最初の山道、ここも倒木多い。




途中から、軽四駆が通れる位の手入れされた、杉や桧の山道。「これが銘木北山杉だろうなー」。 突然ピンカーブ。



「一度で曲がるな」と看板です。 看板に従って、2〜3回戻り返して進んでみた3人でした。(笑) この先で、下山4人組のおじさんと出会った。 「もうすぐそこやから、頑張りや!」「ありがとう!」と、会話しましたが、 それはないやろー?まだ先は長いはずだが・・!たしかまだ歩き出して30分位です。 おじさん達の励ましを有難く受け、気持ちよく進みました。とても急坂が続き、標高が上がる。 やがてゆるやかな尾根道。



2時「愛宕山三角点890.5m」 4〜5人の若い男女が、高い鉄塔のふもとでパーティしている。 比叡山や京都が一望できますが少しモヤって残念。再び引き返し、 もとの道を愛宕神社に向って進んでいると、急に周りの様子が騒がしい。



ヘリコプターが山の上を廻っている。後ろから数人の京都消防隊! どこから現れたのか急ぎ足で登っていく。一番後ろ二人はタンカーを持って小走り。 なにがあったのだろう?遭難事故?消防隊について周りの登山者も自然と急ぎ足。



2時20分愛宕神社広場。休憩室前に人たかり。 「あの痛みは骨折やなー」と近くで見ていた男性たちの話し声。 どうやらタンカーに乗せて、ヘリコプターで運ぶ様子。 しばらくして、痛そうに足を引きずりながらも、自力で歩いて来た中年女性。 あれれ?骨折じゃないみたいね。 そのまま消防隊に誘導されながら、ゆっくり歩いて山を下って行きました。この騒ぎ程、 重症でなくてよかったなー。登山は足のケガだけは致命傷。 ヘリコプターが待機しているので、安全な場所まで移動して運ばれて行ったみたいです。 しかし、あの大勢の救急隊は、どこから、どの様に現れたのか、疑問だけ残りました。




とりあえず、長い階段を登って愛宕神社内が山頂924m。紅葉がとてもきれい! 台風及び新潟地震の募金をしてお参り済ませ、 3時下山開始。救急騒動で時間つぶしてしまい、 途中、地蔵山行きたかったのですが、あきらめて下山。4時駐車場到着。 帰り道、地元の100円野菜売り場に立ち寄りましたが売り切れでした。残念。 京北の山々を眺めながら、いつか今度会えることを楽しみに帰路へ。

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