フトウガ峰〜段ヶ峰



達磨ヶ峰(だるまがみね913m)〜フトウガ峰(1083m)〜段ヶ峰(だるがみね1106m)生野高原コースにて
2010・10・1
今年は猛暑で残暑が10月初めまで続いたせいか、暑さに引けて、山にご無沙汰してしまい体がなまっている。どげんかせないかん!
段ヶ峰はもう10数年前に1度登ったのですが、飛び飛びの印象で余り記憶が薄く、再び訪れて見ることにしました。
中国道福崎から播但道生野南下車が早い経路ですが、経費節約の為コース変えて、
舞鶴道が無料なので利用し三田西〜春日〜北近畿豊岡道〜青垣下車〜R427〜R429銀山湖〜R317生野〜生野高原の登山口目指した。
予想より3時間かかって、到着が11時前になってしまった。駐車場は誰も居ない。




急いで支度して11時5分出発。旧国民宿舎跡手前が登山口。「熊に注意」とあるので鈴やラジオ鳴らして登り始めた。
いきなり急登りで初まる山道をジグザク登る。20分位で山は開けたが、炎天下の激登りが続く。 今日は真夏日に近く気温が高い様でとても暑い!もうすでに汗だくになった。
久し振りの山行で、なまった体にはこのいきなりの激登りはきつい!ようかんを食べて気合を入れた。
所々の木陰で息を整えながら激坂が40分続き標高を稼ぐ事になる。「こんなにきつかったっけぇ〜!」と昔の記憶に汗汗。
ススキが増えて、「達磨ヶ峰の肩」に着くと、やっとなだらかな道になってホッとした。きれいなススキヶ原で癒される。




12時、達磨ヶ峰到着、913m。狭い山頂。ゴルフ場がよく見える。お昼を先延ばして進む。
ススキ道からアセビの山の稜線歩きで気持ちがいい!進む正面にフトウガ峰と段ヶ峰のなだらかな稜線が良く見える。




「こんなにきれいな風景も記憶にないのが、なぁ〜んでかっ!」と二人苦笑い。
植林に鹿よけネットの道を急下りし「最低コル」に着き、再び上り返す。
さらに縦走路に従って進み、低い笹原を登りきったら、ひときわ目立つ岩が目の前に現れた。



見晴らしいい草原を進んでいく。 1時10分、「フトウガ峰」到着、1083m。



広い野原の360度パノラマ。日陰は無いが風が吹いて気持ちがいい。 ここで昼食摂る。風がきついので食後のお茶は沸すのやめた。
1時30分再出発。この先もなだらかな高原道を歩く事になる。。
なかなか花の姿にあえない中、オトギリソウ、リンドウ、エンコグサに似た花がわずかに咲いていた。
「杉山、笠杉山」の分岐の横通過し、非難小屋跡地通過したら、




2時、「段ヶ峰」到着、1106m。宍粟50の山の標識が建ててあった。この先に千町ヶ峰までのコースが見えている。
フトウガ峰と段ヶ峰の間は心地よいコースです。これでしっかり記憶に残ったはずですけど・・・
以前はここから少し先に進み急下りして林道に出て、長い距離ダート林道歩きで、とてもしんどかったことは鮮明に覚えている。
なので、今回は元の道に引き返すコースを選択です。
笠杉山分岐過ぎた所の低い笹原の真ん中に、錆びた鉄の固まりを見つけて行ってみた。




いつごろの時代の機械なのか、ホンダ製のキャタビラ小型荷物運搬者(トップカー)が置いてあった。ここまでどうやって来たのかな?
ここで何の作業してたんだろう?山仕事には笹原で高い木は周りに無い様だけどなー!?と疑問いっぱい!熊の遊び場??
帰りは下りが多いので楽かなー?と思ってみたが、結構アップダウンが多かった事に気づく。最後の長〜い激下りが膝にひびく!
踏み固められた土がテカテカで滑りやすい。「滑らないようにね!」とMIYOが言って振り返ったら、 ボブスレー状態で滑っていたこうちゃんでした。まき沿いを避け端っこによけたMIYO。セーフ!(笑)
4時15分駐車場到着。結構ハードだったな!2匹のキジと出会っただけで、鳥の声、動物の声もせず、誰にも会わず静かな登山でした。
登山口横の山水で汗を拭いてさっぱりした。帰り遅くなるので温泉は見送りです。(涙)
帰りは地道で県8のまつかいの水の高坂峠〜R427〜へそ公園〜三田〜青野ダム〜宝塚〜尼崎と、 いつもの慣れた抜け道コースで帰ったら、朝の高速のコースより30分早く帰宅出来た。
車から降りたら体が固まっていて、ガチガチ歩き。明日が心配やな〜!(冷汗)

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