大和富士の額井岳から戒場山



近畿100名山額井岳(ぬかいだけ)822m(78座目)
2005・10・20
奈良県や三重県の山々に向うとき、名阪国道針インターから南へR369を良く利用してます。 途中、香酔峠から額井岳見ながら「又近いうちに会いに行こう」と通過してました。 今日もいい秋晴れ。朝1番仕事片付けて、フリーになったので額井岳向いました。 針からR369の玉立橋東詰を左折。額井岳と戒場山を縦走するつもりで、中間地点まで移動。 左に額井岳の道標あるが、向わずそのまま直進。 山部赤人の墓の道標と天満台バス停の道標の近くに車を駐車。 (少し道幅広い場所に路駐) ここからスタートが周遊で1番便利。先に昼食済ませ、仕度して、 まずは山部赤人の墓目指し、12時45分出発。 北へ舗装道路の坂道を歩き、集落の中抜ける。犬が吠えて挨拶してくれた。 道標に従い進むと畑道になる。



段々畑の登り坂を進み植林に入ると10分位で万葉歌人の「山部赤人の墓」にたどり着く。



ここを基点に周遊。先に額井岳目指し左へ車道を進む。途中、 鎖かかった額井岳林道分岐があり、綺麗に舗装して何の為?と思いつつ歩く。 約1キロ位で東海自然道に合流。 道標に従い右へ。ここからやっと自然道です。植林の急登り。山頂目指し、 一揆に標高稼ぎ、汗だく。



休憩中、かわいい花発見。 1時45分、額井岳山頂到着、816m。



1時間で来ました。山頂は祠があり、広場になっていて、 立派な丸太の展望ヤグラが有ります。ここからの見晴らしがとてもいい。 気持ちよくて足を延ばして休憩しました。戒場山まで2.9キロと道標。再出発。すごい激下り。 一揆にタワに着き、再び登り返し1つの山のピーク。山の災害祈願のお守りが祭って有ります。 もう1度緩やかに登り植林の広い尾根。ここが戒場山山頂、737.6mです。



標識がなかったら山頂とは思えない植林の中。この先戒長寺目指す。東へ下り薮を抜け、 足元狭い植林をジグザグ下る。これも東海自然道です。山が少し明るくなってきたら、 戒長寺の裏に出ます。寺の庭に入ると、鳥居の横に樹齢600年の大イチョウの木と、 500年のホウノ木が素晴らしい。共に天然記念物です。



イチョウの実がちょっと変った、 まるで「黄色いさくらんぼ」の様に付いてます。石段を下りて行くと、集落に出ました。 最初の家のお婆ちゃんと出会い、挨拶し、しばらく会話すると、 「庭に沢山の柿が実っているのでもって帰りなさい!」と、長い竹で枝をはさんで、 柿を沢山採ってくれました。嬉しい!



ゴマが入った美味しい柿です。元気で親切なお婆ちゃん! なんだか自分のお婆ちゃんに会いに来たみたいでした。丁重にお礼を言いました。 野菜も無人販売しているみたいなので、お金持って来て無いので後で再び来ようと決め、 集落から山部赤人の墓まで車道を歩く。静かで癒される村の風景です。 赤人の墓から元来た道で下山し、3時30分車到着。11564歩。 服を着替え、戒場村集落まで移動し、 さっきのお婆ちゃんの山の芋を購入。お金は缶に入れる。すると隣の家のお婆ちゃんが来て 「うちの野菜もあるよ」と言われ、大根畑まで案内され「好きなの抜いていいよ」 2本100円で分けてもらいました。新鮮で安い!枝豆も1袋100円です。 田舎のお婆ちゃん商売上手です。 もう少し遅かったらもっと野菜が沢山あるんだけど・・と、残念そうに言うが、 私はこれでも十分満足です。心のこもった野菜に出会えました。有難う! こんな人との交流いいなー!帰りの名阪国道が工事渋滞。大宇陀温泉に入り時間つぶし 帰ろうと思ったら、さらに渋滞が増え26キロになっている。 これは無理と吉野に向けて走らせ、R309から高速に入り帰宅。

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