行者岳と青倉山



行者岳786m(兵庫50の山)
2008・4・5
兵庫県朝来町の多々良木ダム周辺にある「行者岳と青倉山」 いつ行こうかと伸び伸びになっていた。ヒルが出る地形は早く望もうと思い向った。 北近畿豊岡自動車道(無料)利用して、R312和田山町〜多々良木ダムに向い、 歴史民族資料館の公園に入ると「行者山」の案内板に従って進むと、 広い空地の駐車場が有ります。1台の車がある。



仕度して10時45分出発。 行者山と名が着く山は険しいコースが多いのだが果たして・・・
入ってすぐにミツマタの花が満開。



結構踏まれた道。植林道をジグザグ急登り続き標高稼ぐ。 木々の間に白いコブシの花が良く目立つ。岩が増え、岩尾根や大きな岩を巻いたり、 行者山らしくなってきた。始めに見える高い山のピークに石の祠に地蔵さん祭ってあった。 挨拶して進むと足元に立派な「しいたけ」発見!



美味しそうですが、 本当のしいたけか分らないので見るだけにした。段々道が険しく、谷状の急斜面を横切り、 再び急な岩に鉄の梯子駈けてある。



登りきるとダムが一望できて見晴らしいい。 道中何体も地蔵さんに出会う。 さらにアップダウン繰り返す。結構気が抜けない。 平坦な開けた場所の急な岩の麓に再び祠がある。この急な岩の横にロープ張っているが、 巻き道あるので進むと、これが意外と大変なコース。ロープを避けたのが甘かった! 不ぞろいな岩と木の根の急斜面。 鎖があるが余り役に立たない。根っこつかみ、3点確保で登る。 低山を甘く見ていた所があった。これぞ楽あり苦ありの体験。 やっとクリアし静かな植林歩きかな?と思ったのもつかの間。 植林が激登りとなり、細いロープを木に巻きつけて長く張っている。 自力で進むも、落ち葉で1歩進んで2歩下がる状態。ロープつかんで登った。一気に汗だく。 峠に着き、山頂手前で60代の夫婦と子供さんが下りて来て挨拶交わす。 「同じ道帰るのは、結構きついなー!」とお互いに苦笑い。 最後上りきって、12時20分行者岳786m到着。



山頂は余り見晴らしないが昼食。 横に反射板が有る。岩屋観音からのコースが道が広い。1時10分下山開始。 落ち葉で滑りやすい激下りを、ロープ持ってゆっくり下りる。 体重の重みでどんどん止まらなく下りて行くこうちゃんだが、時々「わぁ〜!」 と声がしているが、なんでもない振りして歩く後姿のお尻は泥んこだー!!



お尻が物語っていますよぉー〜
登る時に避けた祠の横の急ロープで下った方が近いな。かなり急だが細いロープを頼りにゆっくり下りる。 もう少しロープが太いほうが握りやすいのだが・・・ 後はゆっくりもとの道下り2時20分駐車場到着。親子が休憩中。「おぉー滑りましたねー!」 と、こうちゃんのお尻をしっかり見られてしまった。(笑い)福知山住まいの方らしい。 少し会話し、私達は近くにある「青倉山」へ移動する。


青倉山811m(兵庫50の山)
多々良木ダム発電所から青垣神社目指し林道走ると立派な駐車場が有る。
2時55分再び登山開始。石の大きな鳥居くぐり参道を歩く。



神社手前を右に丸太の手すりに沿って山に進む。奥の院過ぎて、整備された自然道。 行者岳とは違い、穏やかな植林の木道だが段差が歩き難い。



生野と朝来の県境に着く。 さらに自然林と植林の尾根を辿る。足元にイワカガミが沢山群生。



花がまだ早いのがとても残念! 緩やかにアップダウン繰り返し、3時35分、青倉山811m山頂到着。



ダム方向に一部伐採されていて見晴らしいい。雲が怪しいので早々下山。 この山は危険な場所無くてのんびり登れます。青倉神社お参りして、4時20分駐車場到着。 珍しく2座稼いだなー! 登る時には沢山の車が有ったが、ランクル1台のみでした。 少し下った所に新しい道とトンネルが出来ていて、北へ進むと与布土に出たので、 与布土温泉で足マッサージして疲れ癒して帰った。

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