半作嶺と百間山



関西100名山、半作嶺(893.5m)とついでに登った百間山(999.2m)
2006・10・19<前編>
昨夜から移動して、中辺路近くのR371沿いの歴史民俗資料館横にある「乙女の湯」に 入浴して、外のトイレ付き駐車場で車泊。この場所は以前、法師山、大塔山登山の時利用した場所。 朝「コケコッコ〜〜」と近所のニワトリの声で目覚めた。朝霧の中、 静かな朝のコーヒーが美味しい!朝食済ませ仕度して登山口移動。 R371から県219へ橋渡り安川渓谷に向って進む。狭い道なのでゆっくり進むと、 集落の途中に右に「乙女のしずく」と道標が有る。 右の集落に入って道なりに進むと、再び右に「乙女のしずく、百間山渓谷」と道標が有る。 ここからは立派な道路でカーブは多いが走りやすい。 林道の途中に「乙女のしずく」のとても冷たい湧き水が出ている。 さらに先進み、峠付近のトンネル手前が登山口です。広い路肩に駐車。なぜかベンチも有る。 この山の形が「乙女の寝顔」と言われている。なぜ少女でなく「乙女」かは、 林道の道中に説明版があります。是非、半作嶺に来た時に見てください。 薄くなった文字の案内板の横から、7時45分出発。



コンクリートで固められた土手の階段を登り、手入れされた植林の中を進む。 道はきれいに整備されている。途中にきれいに咲いていた「センブリ」の花だった事が、 帰って調べて分った。



センブリはこうちゃんが昔、頭が・・あ!間違えた!お腹が悪い時良く飲まされた 「にが〜い漢方薬」です。植林を登りきると峠に2体の地蔵さんに出会えた。 挨拶して先進むと自然林に変り、岩が多くなってきた。



ロープ張った滑りやすい岩や、 曲がりくねった根っこの間を通過したり、結構変化に飛んだコースで面白い。 山頂に近づくと、何度も根っこをつかんで急の岩場を登りがあり、ストックが邪魔になる。 8時40分、岩と楽しんでいたら、半作嶺山頂(893.5m)到着しました。早かったなー!



山頂は狭い岩場だがとても見晴らしがいい!周りの山が朝もやで霞んで見にくい。 近くに法師山と大塔山が並んで見えます。10分休んで下山開始。岩場を注意しながら下る。 自然林に入り、峠のお地蔵さんの所で休憩。ここに向かいの山へのテープとコースあるが、 少し薮って居るので冒険やめて下山する。9時45分、駐車場所到着。 あっと言う間の登山で物足りないなー!やたらと「百間山渓谷」の看板あるので有名なのかなー? すぐ近くに「百間山」あるので行って見よう。

百間山(999.2m)<後編>
峠を逆に南に下り、立派なキャンプ場過ぎ、 かもしか牧場過ぎ、板立峠まで走るも登山口が分らない。ウロウロして、再び下っていると、 井戸端会議中集落のおばちゃん3人が居た。百間山登山口教えてもらい再び板立峠に向う。 峠に左右に山に入る道路があり、左の道路に向かい舗装からダートになる。 周辺の山は伐採作業中。少し荒れたダート走ると林道終点になった。 「こんな所に立派な案内板!?」キャンプ場から周遊するコースが有る。



千体仏(千体の歴史のお墓)が有る。千回挨拶出来ないのでまとめて挨拶した。 10時45分。2度目の登山開始。右のコースを少し下リ川に出る。



丸太の橋渡り川沿いに歩くと右に石段の登山道。 ここからは植林と自然林混じりの急登りが続く。朝余り出なかった汗がまとめて出てきます。 途中大きく開けて岩場があった。ちょっと行って見ると、馬の背の急な滑り岩。



すごく見晴らしいい。「気持ちがいい場所だね!」と安らぎのひと時。 「百間岩」とこうちゃんが勝手に名前を付けた。 元の登山道に戻り再び急登りが続く。まだかな〜?!と言いながら登り詰め、 背丈以上の笹のトンネルになり、トンネル抜けると 11時30分、百間山山頂到着999.2m。



「あ〜惜しかったな!あと80cm!石積もうか?と言っても石が無いなー!」 「こうちゃん、木に登ったら?!」とmiyo。うぅ〜〜ん・・・ 半作嶺は木で見えないが、本宮の熊野古道方向の山が良く見える。 ここでゆっくり昼食。丁度いい気温で気持ちがいい。紅葉はまだ早い様子。 12時20分下山開始。元の道辿り、12時50分駐車場到着。今日は余裕の、 のんびり登山だったなー。帰りに乙女のしずくの湧き水汲みました。

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