宰相ヶ岳〜羽束山



<宰相ヶ岳(さいしょうがたけ)500.5m〜羽束山(はつかやま)524m>
2010・2・23
宰相ヶ岳(通称三角山)と羽束山(通称ボン山)は私達のホームグランドで10回以上は登っている身近な山ですが、
なぜか、ホームページにアップしてない事に最近気づきました。(汗汗)
三田市の千刈ダムと青野ダムの間にある山です。 今から15年程前ですが、登山なんてしんどいことを・・・と思っていた私達でしたが、
山好きな叔父の「時さん」が、 「こうちゃんはその太った体じゃ登山は無理じゃなぁ〜!」と言われ 「そーんなこと〜ないで〜!」と登山入門となった訳です。
最初は思ってた以上にきつくて、ダイエット出来るかな?と期待しつつ、筋肉は付きましたが、 お腹は今でも現状維持のままです!(涙)
登山のきっかけを与えてくれた叔父の時さんが、今年になって天国の山に登って行きました。
羽束山は山頂に香下寺の鐘があるので、時さんの49日法要前に追悼登山兼ねて今回このボン山を選び出かけました。
県68川西三田線から香下寺に入り駐車場に駐車。ここは桜もきれいです。




おにぎり作って家を11時過ぎ出たので、到着が昼になった。支度して12時10分出発。
右に参堂の登山ルートありますが、私達は三角山目指して正面のお墓の横から登り、すぐ上の池に着く。 後ろから元気な犬連れた女性が登ってきている。
池の右側に羽束山ルートありますが、宰相ヶ岳は池を辿り林道終点から歩き出します。



ここまで車が入ってこれます。 少し歩くと再び池があり、宰相ヶ岳登山口がある。自然林の中少しづつ登っていく。
本当ならば、途中の右尾根を宰相ヶ岳に向かって真直ぐに登る、マイルートがありますが、 今回は以前より整備されている正規ルートを辿った。
このルートも少し前までは藪こぎルートでした。
少し西に膨らんで登り再び池があった。池を右にルート辿り、岩が増えてガレバ場、その後ロープ張った直登り。



結構ハードコース。こんなルート有ったのか!と初めて知った。ロープ場の直登りが2ヶ所ある。 一気に汗だくとなった。
やっと自然林のマイルートに合流してて、 山が少し開け、12時45分、宰相ヶ岳山頂500.5m到着。




私達が最初に藪こぎして登った時は、ここも藪で山の名前と標高が記載してなかったのでした。
少し手前に見晴らしがある。 ここで昼食。向かいの羽束山から鐘の音が聞こえる。犬連れた女性かな?
1時15分再出発。 せっかく登ったがどんどん下り、4ツ辻の峠に出る。
右は香下寺、左は野外活動センターで羽束山は正面真っ直ぐです。
再び大きくジグザグ登り、大きな杉の木が増えて羽束山神社の境内に着く。1時45分。




お参りして、境内の少し上に香下寺の鐘まで移動。 時さんに届くようにと思いを込めて鐘を突いた。鐘の周辺が羽束山524m山頂付近です。
回り込んで、鳥居がある羽束神社がもう1つある。西に進み説明版の場所に竹の先に紅白の輪が吊り下げていて、 輪に何かを投げて通すと魔よけの様です。私達はいつもどんぐりを拾い投げます。




登山道は通常参道がありますが、西に岩場の見晴らし台が有り進む。
ここが一番お昼の休憩ポイントに最適なのに、なぜか「危険!立入禁止」とある。 一般の参拝者が足滑らしたらいけないと考えたのかな?
広い平らな岩に座って休憩。
岩の片隅の目立たない地蔵さんが居る。空コップにお茶を注いだら、地蔵さんの横に虹が出ました。



きっと、叔父の時さんが一緒に居るんだなー!と嬉しく思った。
帰りは参道でなく、そのまま岩の下方向に下る。自然林が明けて再び絶好の見晴らしポイントがあります。



有馬富士や大岩岳がや六甲山系が一望出来る。穴場のすばらしい絶景ポイントです。
さらに自然林を下り、 参道に合流して八丁峠の地蔵さんに出る。ここからは参道をのんぴり下り、2時45分駐車場到着。
羽束山は平日でも結構人気の山で、千狩ダムの大岩岳兼ねて縦走している人もよく見かけます。
大変お世話になった時さんの追悼登山は満足の一日でした。

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