天国と地獄の池小屋山



近畿100名山、池小屋山1396m(82座目)
2005・10・30
仙千代ヶ峰から移動し、道の駅飯高温泉にゆっくり入浴し、ここを今日の寝床とする。 池小屋山は時間かかる様なので早めの就寝。朝起きて、こうちゃんが足に違和感があり、 登山どうしょうか迷ったが、とにかく登山口に向う。香肌峡から蓮ダム通過し、 赤い橋を左折。そのまま道なりに進み再び橋を左折。舗装した道の終点が登山口です。 10台位の駐車スペースあります。こうちゃんの足も大丈夫みたいなので、仕度して、 9時出発。最初は宮の谷渓谷に沿って、整備された遊歩道を歩く。 網目の橋や階段が多く架けられていて、初級者向き。



心地よい渓谷に沿って、 小さな滝が沢山見れる。しかし、ほとんど水辺近くなので夏はヒルが多いだろうなー! 1時間歩くと川の出合い。この先は足元が悪くなり20分登りが続き、一番の見所「高滝」です。



60mの豪快な水量の滝。一般者はここまでが良い。この先は上級者向きで、 「この先、滑落死亡事故多発してます。」と大きく立て看板。 未整備の急登り。高滝の上部に進み、再びゆるい砂地の急斜面を、ロープにつかまり慎重に通過。 たしかに、この場所付近は滑落しそうな場所です。足がずれると石や砂が谷まで長く止まらない、 危険な場所が数箇所もある。斜面途中に地蔵が祭ってある。気を引き締めて進む。 猫滝過ぎると谷に沿って数回川を渡り、奥の出合い。川を渡り、 正面のやせ尾根の急のぼりが続く。きれいな自然林。登りはキツイが山の風景はバツグンです。 先ほどの地獄のようなルートから、天国のようなきれいなルート。汗をかきながらも気分はいい。







シャクナゲや高野マキの巨木が多い尾根道。色んな形に変化した面白い木が沢山目に付く。 まるで、もののけ姫の世界!山の風景が変化し、丈が短いクマザサ道。



紅葉が広がります。峠にかかり、12時30分、池小屋山山頂到着、1395.9m。



マップより1時間早い、3時間半で登ってきました。 天気も良く紅葉がきれいで最高です。



3人の登山者が休憩中だが、 3人はそれぞれのコースで山を離れました。駐車場には5〜6台の車あったのに皆何処へ? 昼食済ませ、下山も同じ時間かかりそうなので早めに出発。1時、下山開始。 尾根の急下りは、木の根っこが滑るのでゆっくり下りる。再び危険場所は、 ストックをリュックにくくり、ロープを握り慎重に下る。スリルが楽しめます。 3時40分、駐車場到着。ですが!なんと!なんと!ランクルが車上荒しに!!! 左後部座席の小さな窓ガラス割られて、外して座席下に隠してあったカーナビ が無くなっています!(ゴリラ新型)ショック!ショック!(涙!)駐車場はランクルのみ。 楽しかった登山が一気に堕落の底!登山駐車時は盗難に注意です! 携帯の電波が無いので香肌峡まで行き110番。松坂警察署に盗難届けして帰宅。
詳しくはこちら「ランクルが襲われ、ゴリラがさらわれた!」

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