石戸山周遊



石ガン寺〜岩屋山〜石戸山(ふるさと兵庫50の山)〜高見城山を経て周遊
2008・4・26
兵庫県氷上の石戸山を知って出かけてみた。 自宅から良く地道で利用するR176の篠山過ぎて、 県道77を西に篠山川渓谷に沿って走り、石ガン寺を目指す。途中、 丹波恐竜発掘公園を通った。 石ガン寺入口の駐車場に駐車。この周辺はきれいに管理されていて、 石ガン寺は大事にされているのが分る。
急いで仕度して11時25分出発。 立派な門をくぐり、新緑とモミジ道の石畳が気持ちがいい。秋は紅葉が楽しめそう。 とても立派なトイレがあり、 水琴堀の神秘的な音が鳴っている。



さらに進むと県内最大の巨木、 中国原産の杉「コウヨウザン」の横の階段進むと古い歴史の石ガン寺です。 足利将軍に深く関りらしいけど、歴史に音痴の私達は分りません。ここから周遊のコース分かれる。 とりあえず左のコースに進む。山の案内は無く、展望コースと有り、 谷からすぐに山斜面に入りジグザグ登る。急斜面有り、岩場クサリ場有りの、 観光ハイキングで無く、れっきとした登山コース。 落ち葉や石車で足元が滑りやすいので注意しながら進んだ。 今日は25度以上の夏日で汗だくです。
12時20分、岩屋山山頂到着506m。



小さな祠がある狭い山頂。 真下に採石場後がある。ここで昼食にする。12時50分再出発。 進行方向には石戸山でなく丹波悠遊の森とある。一度タワに下ると周遊の分岐があり、 やっと石戸山の案内が有った。再び上り返し、1時、石戸山山頂到着548.8m。



一等三角点になっている。 伐採して広場を造っているが見晴らしが無いのが残念。まだ時間有るので、 水分補給して、距離は分らないが、北に高見城山目指してみる。少しづつ下って行く。 山が開けて鉄平石採石場後に出た。



平たい石がゴロゴロ。沢山のケルンが有った。 踏み後も適当に有るので迷いやすいので注意です。さらに自然林を辿ると砂地の広場通過。



(実際目で見たほうが虹色にきれいな砂でした)
なぜか砂の色がレインボーに変色していて不思議。さらに見晴らし無い自然林歩き。 高見城山の道標も無く、どこかなー?このコース合っているのかなーと言いながら、 どんどん下り、帰りが心配。 やっと道標が有るが、丹波悠遊の森と丹波の森としか案内が無く不親切だなー。 高見城山はどっちだろう? 途中チラリと見えた山が、多分左の丹波の森方向かもしれない。 とりあえず行って見ようと進んだ。 開けた鉄塔に出て、進行方向正面にやや高い山が見える。あの山かなー?と進む。 尾根を進んでロープたらした岩の分岐でやっと山の道標が有った。 やったね!このコースで合っていたんだなー!左にやまを巻いて上り返し、 1時55分高見城山山頂到着485.2m。



石戸山から50分かかった。 今日の一番見晴らしいい展望で、気持ちがいいパノラマです。来て良かったね! でも城跡にしては狭いような気がします。小さなお城だったのかなー? もとのコースで下山開始。2時55分再び石戸山。分岐まで下りて採石場のコースに激下り。 薄暗くて足元も悪いので注意しながら下る。崩れかかった小屋の横に出て、 広い採石場跡地に出た。



30数年前まで作業してたらしく、 重機やダンプが置き去りにしてあった。今となると、ここまでどうやって来たのだろう? と思うほど道路の跡形が無い。この上に向ってジグザグ登る。自然道を南に進み、
3時30分頭光嶽山頂到着439m。



ここは鉄塔の広場でどこが山頂か分らないが、 聖徳太子にまつわる山頂の説明版がくくってあった。徐々に下って奥の院の鐘付堂に着く。



この奥に燈籠が並ぶ奥の院と足利将軍の屋敷跡がある。さらに下ると災害で崩れたのか、 補修された手すり付きの道が所々有る。石ガン寺の境内に着く。新緑の中、 赤い夏モミジが目立つ。境内周りはモミジの花や八重桜、八重椿が満開でした。 4時10分駐車場到着。石戸山はインパクト薄い山でしたが、 結構油断できないコースが多くて、歴史を辿った歩きが周遊を含めて楽しめました。

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