金糞岳



近畿100名山・金糞岳(かなくそだけ)1317m〜白倉岳1270m
2004・10・24
横山岳の続きです。ライダーパークで車泊。6時30分起床。夜良く冷えて寒かったせいで、 温かいコーヒーが美味しい。今日の登山コースは楽そうなので、朝ゆっくりと朝食をしました。 仕度済ませて、登山口へ移動。R303坂内町から林道に入ると脇道に、 「マムシ注意」の看板が8km位、やたら沢山立ててあります。



そんなに沢山マムシいるのかなー? なんか不気味だなー。きっと山菜採り禁止の為かも知れません。鳥越峠を滋賀県に少し下ると、 連状ノ頭付近に駐車場あります。すでに4台の車が来ていました。ここからは片道約2時間くらい。



今日もショートコース選び。ちょっとずるかな〜!8時50分出発。 ここはなかなか人気の山だけに、踏後もしっかりしている。 空気が冷たくて歩いていても気持がいい。9時20分小朝ノ頭。少しずつ紅葉している。



道の脇においしそうな赤い実。毒味に、なめてみたこうちゃんだが、色の割りに味が無い。 この先笹が多い。思わずあの三国岳を思い出す。笹藪から景色が変わりブナ林。



ここのブナ林は、滋賀大学でブナ林研究の高い足場がありました。 正面に金糞岳が見えてきました。多くの人が歩き道が深くなっています。 一気にジグザグ急登りしたら金糞岳10時15分到着。



広い平地の笹原と少しの岩。 思ったより見通しよくないし、物足りない。山頂は誰も居ない。皆どこへ? まだ時間あるので、この先の白倉山目指すことに。途中数人の人とすれ違う。 やはり考えること同じで、白倉山目指していた。 少し歩くと、すごく見晴らしがいい。ガスが少しかかっていますが、流れが速いので、 時々ガスの切れ間から絶景が見えます。正面にきれいな白倉山が見えてます。尾根を歩き、 岩場の山を1つ越えます。



ここにはシャクナゲが沢山。花の季節はお勧めです。再び尾根歩き。




足元の紅葉がとてもきれいで感激!。「ここまで着てよかったねー」



10時55分白倉山山頂到着。 再び同じ道を戻る。途中の尾根道で大きな熊のフン発見。まだ柔らかい。 「この山金糞岳。ここ熊糞岳」と、わけ分からない事言っているこうちゃん。 でもここ、餌らしいものあるのかなー。それとも巣があるのかなー。 今日は登山の人が複数居るので安心です。11時30分再び金糞岳。昼食先に延ばして下山開始。



途中、中年団体さんと出会う。ここのブナ林は、ゾウさんの鼻の様に曲がっています。 向かいからガサガサにぎやかな音。



なんとMTBで登ってくる大学生5人。後ろ3人は肩にかついで登ってきた。 学生5人はさわやかな顔で「こんにちは!」「こんな悪路すごいねー。お疲れ様!」と交わし、 元気に身軽に登っていきました。さすが若さだ!私達もパワーをもらい、元気に下山。 12時40分駐車場到着。金糞岳登山だけだったらきっと、不発弾の様だったかも。 白倉岳までのルートが素晴らしく満足でした。 車を少し移動して鳥越峠の記念碑の前でシート広げ昼食。



別ルートで下山した男性3人組が車道歩いている。「おー!いい場所貸切やなー」 周りは紅葉の山。カメラを持ってポイント探している人達が何度も行ったり来たり。 この後R303を東に10キロ位で横山ダムまでドライブ。ダムは泥水。 この先がけ崩れ工事多いので進むのやめて、マキノ温泉で2時間入浴し、 2日間の登山疲れを癒しました。帰路へ。

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