楽だった峰床山と皆子山下見



近畿100名山、峰床山970m(76座目)
2005・10・9(前編)
秋雨全線が通過中で最近天気が定まらず、近100残っている地域で、 天気いい山となると、京都の峰床山や皆子山があるので行こうと決まる。 朝、名神高速が事故渋滞にかかり、湖西道路も無料となったので交通量が多い。 真野から北へ進み鯖街道に出る。渋滞で時間ロスしたので、2座中間地点のルートを選び向う。 R477を北へ、大原百井の集落を右に取り百井川に沿って進み、途中大見、尾越集落抜けて、 二の谷管理舎のゲートで一般者通行止め。手前に駐車スペースあります。



二の谷ルートありますが、(八丁平コース)交流の森ルート選ぶ。(短距離です) 峰床山ルートは東西南北沢山のコースあります。仕度して10時出発。 ゲート横通過し、トイレ横から笹道通過し植林に入る。先頭を気持ちよく歩いているこうちゃん。 後を続くmiyoが、あれ?根っこが動いたよ!?と良く見ると、 根っこにもたれてお休み中の、2m位の大きなアオダイショウの頭をかすめて、 またいで通ったこうちゃんですが、



へビは1度頭持ち上げこうちゃんをにらみ、再びお休み中。のんきなヘビです。 相変わらずヘビ嫌いで大騒ぎのmiyo 。 こうちゃんが「スクープ写真撮って!」と叫び、勇気絞って望遠で撮影成功のmiyo。 登山道をふさいでいるので、何処通ろうか思案中に、枯れ木を投げると目が覚めた様で、 ジャンプして、飛んで逃げました。 植林から自然林に変り、



モミの木の巨木が多い。都市交流の森の林道を2度横切り、



見晴らし良い尾根歩き。比良山系が見える。八丁平合流通過すると、山が開け、 11時10分、峰床山到着、970m。



山頂は木が伸びて視界を遮っている。 わずか北に芦生の山々が見える。天気は良いが、昨日の雨でベンチが濡れていて、すぐ下山開始。 八丁平は又の機会にして元の道下山。12時駐車場到着。9239歩。ここで昼食。

皆子山下見での感動ドラマ(後編)
この後皆子山を地形図で見ると、八丁平コースを少し下った橋の場所から、 皆子山登山ルートあり車移動。通りかかった大きなカメラ持った登山女性が 「このルートは沢歩きで不明瞭だから止めた方がいいよ」と言った。 橋の横に熊が出ます!と熊の絵の大きな看板あります。 登山口見返すと、沢で無く山に向って赤い目印テープがある。 このコースをチャレンジしてみようと決め、 1時、地形図を持って、ラジオ点けて、(熊よけの為)登山開始。 いきなり植林斜面の激登り。斜度40度位かなー?真直ぐ進むのは無理で、 斜面をジグザグス進む。かなりきつい。 やっと登りきったら尾根歩きでホッとする。踏み後もしっかりしている。 県境の杭に沿って、踏み後とテープ目印に気をつけて進み、 緩やかにアップダウン繰り返す。なかなか気持いい山。 地図に無い新ルートなので、所在地と方向確認しながら、1時間位進んでいると、 向かいから1人の男性と出会い挨拶を交わしす。皆子山までの時間尋ねると、 「私も迷っています。もう3時間歩いています」と言う。愛知県から一人で登山に来た方で、 鯖街道の坂下に車駐車し、(皆子山南側)足尾谷沢ルートから外れ、ツボクリ谷周辺で随分迷い、 尾根を目指そうと、不明瞭な山斜面を激登り、辿り着いた所で私達に出会ったそうです。 自分の所在地が分らなくなっていて、戻るに戻れなくなっていました。 ハイキングの本持っていましたが、迷って方向が分らなくなったら本も役に立たない。 時計を見ると3時。私達もこの先進むの止めて、男性がかなり疲れている様子なので、 しばらく休憩を取り、私達のコースで戻ることを進めて同行することに。(皆子山の西側) このまま日が暮れたら、野宿覚悟していたそうですが・・・ でも軽装でわずかなお茶のみでの野宿は、天気も怪しいし、とても危険だったのでは、!? 本当に出会ってよかったなー!!男性も私達も、この山で他の登山者とは1人も出会わなかった。 私達はたまたま、このコースを時間まで冒険してみようと選んだので、 この偶然の出合が運命的に思えてなりませんでした。 途中、迷いやすい場所にテープして進んだつもりでも、下山時少し迷いました。 3人、直下の斜面を杉に捕まりながら、滑りながら下り、



4時30分、駐車場所まで戻り、鯖街道に出て坂下町の登山口までランクルで男性を送りました。 本当にお疲れ様でした。気をつけて!と挨拶し分かれました。 昨年から山登り初めたらしいですが、山の怖さを初めて実感したそうです。 1人で心細かったと思います。 これにこりず、今からも山を楽しんで欲しいなー! また、どこかの山で会えたらすごいーと色々思いながら男性の無事に感激です。 皆子山は近い内に、またアタックしましょう!楽しみを残して帰路へ。

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