雲ヶ瀬山〜水無山縦走



雲ヶ瀬山1075m〜ハンシ山1137m〜伊勢辻山1290m〜赤ゾレ山1320m〜
国見山1418.7m〜水無山1414mをピストン縦走
(高見山大峠〜明神平までの台高山脈縦走コース)
2008・10・28

台高山脈縦走も数年前、 ハンシ山で時間無くて引き返しているのを思い出し、再チャレンジ。 結構ハードコースの様に記憶に有る。
先週に続き、稲村ヶ岳の疲れも忘れて、出かけてしまった。
前夜の内に温泉がある便利な三重県のR166「飯高道の駅」で車内泊。 ここの温泉はお気に入り。ただここまでにコンビ二が少ないので注意。
朝食済ませ、R166高見山トンネルの上部、高見山大峠まで移動。
今回も縦走だけに、時間と体力の戦いで気合入れて8時10分出発。



高見山と反対南方向のテープ道標から植林に入る。山の中腹の斜面を横切る。 手入れされた桧の植林歩き。
やがて自然林に変り登りがきつくなり、三角点が有る1021mピーク。
少し尾根歩くもやがて急下り。再び急登り返し「雲ヶ瀬山」1075mを通過です。 再びどんどん急下り。帰りも大変だなーと思い歩く! それにしてもアップダウンに忙しいコースです。何だか体力を試されてる様に思う。
山が開けて「南タワ」に着く。水無しの谷を渡り、 東面が伐採され新しく植林されたコースを登り返す。
1007mピークを過ぎ、再び下り、8時55分「ハッピータワ」に着く。
この付近も手入れされた桧の植林地帯で、山仕事用?休憩毛布がぶら下がっていた。



気持ち良い山だが、再び桧の根っこの登りが続き、感動に浸っている暇が無い。
登りきって、9時20分「ハンシ山」1137m到着。視界が無い植林の寂しい山頂。




以前は、ここまでのアップダウンにヘタって、時間切れで引き返したのでした。 汗だくになって、水分補給し再び進む。 この先からやっと緩やかなコース。自然林と植林に分かれている。 Vの字に分かれた赤松がやたらと多い面白い森です。



地蔵谷頭の気持ちいい尾根歩き。
大又からの合流過ぎて10時5分「伊勢辻山」1290m到着。



この先から紅葉がきれいで感動。



季節風が強くなってきた。 明神平方向からガスが流れて来ているのが見える
緩やかにアップダウンしススキヶ原に出て「赤ゾレ山」通過。少し先に「赤ゾレ池」に出る。



開けた馬駆ヶ場通過。この付近は春は花が綺麗だろうなー。
小石混じりを登り、11時10分「国見山」1419m到着。



きっと見晴らし良いだろうが霧の中の山頂。 更に進み緩やかにアップダウンし11時30分「水無山」1414m到着。



山頂は期待はずれの森の通過地点の一部ってとこ。わずかに下ると明神平だが、 とりあえず風の無い場所で昼食。誰も来ないだろう?と思っていたら、 明神平から1組のご夫婦が登ってきた。
「この霧では紅葉見えないねぇー!」「大峠から来たの〜!あの坂を〜〜」と驚かれた。 今日私達は初めて出会った登山者ですが、大又終点から明神平の登山者は沢山居るそうです。 三重県在住の愉快なご夫婦!とても山を楽しんでいる様子で、 山の話題で話がはずみ、時間を忘れる程でした。 霧が明けて視界が広がった。ゆっくりしたい所ですが、私達大峠までのピストンなので また何所かで元気に山で再会を願って別れた。
12時40分再び同じコースを引き返す。 帰りも同様に時間も体力も必要だが、霧が晴れて紅葉が楽しめるのが嬉しい。 途中のウシロ岩で水無山の奥に明神平が見渡せた。



ブナ林も紅葉していて自然の美しさに癒される。



2人の女性他数人と出会う。大又バス停からのコースの登山者が多い。 伊勢辻過ぎると誰も出会わないので、大峠からは私達だけの様です。
ハンシ山から先は辛い急坂のアップダウンの繰り返しが容赦なく続く。 「帰りは特にきついなぁ〜!」と汗だくになり、みかん食べながら頑張った。 高見山が正面に近づき元気が出た。
4時大峠到着。4匹の親子鹿が横の山に居た。小鹿のバンビーが可愛い! 予定より早く着いたな!今日も良く頑張ったね!でも足はそれ程疲れていなかった。
しかし、10ヶ所位の山越えしたのではないだろうか・・・?
登山時間は休憩込みで8時間、歩数も約36,000歩でした。
この後高見山の国道下り「東吉野温泉みのや」で入浴を楽しんだ。
受付で「温泉横に湧き水あるので汲んで入ってね。」と教えてもらい、
立派な水汲み場が出来ていた。神代の水



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