高島トレイルin乗鞍岳



<中央分水嶺・高島トレイルの東地点の乗鞍岳>
2009・7・24
「中央分水嶺」とは、日本海と太平洋を挟む日本列島の中央部に位置する分水です。
「高島トレイル」とは、琵琶湖の北部、滋賀県高島市と福井県敦賀市の県境にある乗鞍岳から
鯖街道を越えて、 京都府京北地区の芦生原生林の三国岳までの80キロの経路が高島トレイルです。
中央分水嶺と高島トレイルを重ねてのコースですが、果たして何日で縦走出来るのだろう?
高島トレイルの代表的な山は単独でトライしてますが、 高島トレイル80キロの縦走は,
私達にはとても無理の無理です!
仮にトライしたとしても、、 途中で熊にさらわれている事でしょう!
六甲山全縦走50キロだって、まだトライする勇気無くて・・・・
今回は琵琶湖の北部、東の基点乗鞍岳にアタックです。 R161のマキノ町を過ぎ、峠の国境スキー場入口に着いた。 スキー場付近は国道ギリギリロープ張っていて、どこに駐車して良いのか?と考えた。 進入防止しているのは分りますが、入口に広い空地有るので、 高島トレイルが人気出ている中、駐車スペースに少し位利用出来ないのか!?
高島市さ〜ん!楽しい登山の為に、駐車場たのみまぁーす!
とりあえず邪魔にならない様考えて、中央入口の片隅に駐車した。
仕度している内に山から霧が降りてきて、雨にならない様願った。
8時10分出発。厳重なバリケードの中にロープまたいで入るとすぐに、 高島トレイル乗鞍岳登山口の立派な案内板が有った。




ゲレンデに向って進むと中央リフトの柱に沿って、 高島トレイルの黄色いリボンが目印に登る。
20分位でスキー場上部。振り返ると景色良くて気持ちがいい!




最上部から右にコース自然道になる。良く踏まれた道。 登山道は薮払いされていて広く確保されている。視界は無いが日差し遮って丁度いい。
雑木林から標高稼ぐことに山の姿が変り、ブナの木が現れ、湿地やコケが多い地形に変った。 蒸し暑くて今日は異常に汗が止まらない。全身汗だくで、もはやバテ気味のこうちゃんです。 水分をこまめに摂りながら進んだ。まだ梅雨が明けてなくて、この季節朝から過酷! 一層の事、雨降ったら汗が流れて気持ちよかったりして?と、変なこと思った。
9時10分、やっと山が開けて峠に出た。ここが愛発越かな?
ここからは緩やかにアップダウンの稜線歩き。やっと余裕が出た。
モミジやカエデが登山道両側に多くて秋は素晴らしいだろう! 所々の道中からスキー場が見える。 大きく山を下り、再び湿った急斜面を急登り。再び汗だく!
9時40分乗鞍岳山頂865、2m到着。誰も居ません。




「絞る程の汗や〜!」と苦笑い。丁度スキー場が真下に見えます。
山頂は狭く日影が無い。スキー場方向に切り開き有り、コンクリートの非難小屋ありますが、 扉が錆びてて、どんなに頑張ってもビクともしない。従って利用出来ない非難小屋であります。
この先、三国山〜赤坂山と続く。、 次の山、三国山まで地図上で時間計算すると片道3時間40分!?
そく無理!!帰ろう!とすぐ決断が出た軟弱登山の2人でした(冷汗)
元のコースで引き返す。湿った急下りで2〜3回ズッコケで、お尻泥んこのこうちゃんでした。
ゲレンデを気持ちよく下り、10時55分駐車場所到着。
昼食を詰めて登った重いザックを降ろした。
あれ?!なんか変やナー!車のすぐ横に張っているロープが、 車スレスレに付けてロープ移動していた。
「スキー場の人がしたのかな??いじわるやなぁー!」と、ドア開かないのでロープを少し離した。
何も作業している様子無く、静まり返ったスキー場ですが・・・ 何も警告はされて無かったが、迷惑掛からないよう、気遣って駐車したつもりなのにな! 多分、登山者と分ったはずなのに!!
国道沿は大型車の通行が随分多くてかえって危ないし、 勝手に駐車したのが悪かったかも知れませんが・・
でもなんか、感じ悪いなー!
早々ここを退場して、 鯖街道まで戻り、くつぎ温泉まで移動して静かな涼しい場所で昼食。
その後ゆっくり温泉で汗を流して帰った。

*追伸、今回デジカメ忘れて携帯での写真の為、画像少ないです。*

ホームへ戻る 登山記用へ戻る