御池岳と烏帽子岳



近畿100名山、御池岳1247m(93座目)
2006・5・15・<前半>
R306の藤原休憩ステーション車泊。すぐ横に「屋根のない学校」の自然の森。 朝カエルの声で目覚める。朝食済ませ、今日は2座アタック予定なので気合を入れて仕度する。 御池岳登山口車移動。R306を鞍掛峠トンネル越えてすぐ左の駐車場に登山口あるが、 今日はコグルミ出合コース選び、登山口は駐車スペース無いので、 1つカーブを降りた路肩に数台駐車できる。



仕度していると「おはようございます」 と名古屋の男性が挨拶し先に登って行った。7時50分出発。 登山口のコグルミ谷が崩壊していて、左斜面に新しくコース変更していた。 新緑に包まれたコグルミ谷をジグザグに登って行く。 谷から沢山のカエルの合唱でにぎやか。 名古屋の男性に追いついた。男性は年に何度も来るらしい。 季節ごとの風景をあらゆる角度からビデオ撮りながら登っていた。 登山道にはニリンソウが沢山咲いている。コグルミ谷を何度も横切りながら30分程登ると、 「長命水」に出合う。



水量は多い。この水は1口飲むと1歳若返るらしい。 2人でゴクゴク沢山飲んだ。何歳位若返ったかなー?えぇー!飲みすぎた? 子供になってしまうよ〜!若返った所で元気出して登山開始。 長命水飲んだのに汗をかいたら年が元に戻って行った。沢山の野鳥の音楽隊が心地いい。 谷から外れて自然林に入るとカタクリの花が目に付く。9時6合目カタクリ峠。



名前のごとくカタクリが沢山咲いている。 ここに藤原岳縦走コース分岐あり。名古屋の男性はここから白船峠向うので分かれた。



私達は御池に向かい気持いい尾根を緩やかにアップダウン繰り返す。真の谷分岐付近に、 小さくて可愛いハナネコノメソウ密集していた。



この先バイケイソウが広がる登山道。 だんだん登りがきつくなり登山道も荒れてきて歩きにくい。 石が多くガレ場になり登りきると10時、御池岳山頂到着。1247m。



カッコウが鳴いている。チョコレート食べて少し休憩。 ここから南に少し進むとボタンブチ。こっちの方が見晴らしいい。元に引き返し下山開始。 平日なのに何人もすれ違う。結構人気の山の様。 登りでは気づかなかった花が沢山咲いている。



左からヤマブキソウ、アズマイチゲ、ワスレナグサ
11時30分駐車場到着。次の目的、 烏帽子岳の登山口へ移動。R306〜R365〜時山バンガロー村駐車場到着。 途中のまぎらわしい時山バンガローの看板で迷ってしまった。

近畿100名山、烏帽子岳865.1m(94座目)
2006・5・15・<後半>
時山バンガロー村で昼食済ませ仕度し1時25分出発。



バンガローキャンプ場から左に折れ登山道に入る。植林の中ジグザグに急登りが続く。 中部電力の巡視路になっていて長い階段続き。なんだか賑やかな声が近づいてくる。 地元の小学生の山登り遠足です。まだ遠くなのに「あ!おじちゃんとおばちゃんが来てるよ。 がんばって〜〜!」と山中聞こえる位の大きな声で小走り状態。「ゆっくり歩いてね!」と 声かける。とても元気な子供達です。 それなのに、とても疲れて挨拶が精一杯の女性先生と汗いっぱいの男性先生。 元気すぎる子供について行くの大変って感じです。 「がんばってね〜」は先生に言ったあげた方がよさそうです。 遠足組を見送り植林は開け大きな鉄塔の広場に出る。さらに階段状の長い登りが続き、 感じいい自然林に変る。



ここが「時山」登りは緩やかになり山の姿が変り、 シャクナゲやイワカガミが増えてきた。途中三国岳ルートあり。



正面から70歳代のご夫婦と出合う。「遅い登山ですね」「ハイ。御池とここ2座目ですから」 「へ〜すごいな!若いな!」などと会話。「ここ登りが長いので鼻歌歌って歩けんわ!」と言いながら分かれた。 確かに!!さらに進むにつれシャクナゲの群生のトンネル。



いい時期に来たな〜!とても得した気分。 再び急のぼりして2時55分烏帽子岳山頂到着、865.1m。



山頂は少し狭く視界が悪いが御池岳方向の木が伐採されていて、 三国岳から御池岳の山が見える。水分補給して元の道下山開始。 綺麗なシャクナゲに包まれて気持ちよく歩く。4時15分駐車場到着。 山で出会ったご夫婦が車で帰ろうとしてた。「え〜?もう下りて来たの?随分早いなー!」 挨拶し別れた。この後再び阿下喜温泉向う。

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