音羽山、経ヶ塚、熊ヶ岳



関西100名山の音羽山852m〜経ヶ塚889m〜熊ヶ岳904m縦走
2006・10・28
関100の中で近くの山「音羽山」と「吉野山」を残してます。 音羽山は、以前三輪山に登った時すぐ南に見えていて、近いうちに行こうと思っていた。 西名阪天理下車し、R169を南に桜井市で一部R166から県37を進み、 下居バス停の集落を左に音羽観音寺に向って入り、音羽観音道入口に車を駐車。



今日は「愛車bQバモス」です。少しの駐車スペースでも安心して止めれて便利。 仕度して9時出発。舗装された参道。まだ朝もやが残っている。結構急登りが続く。 丁目を刻んだ石標に案内される。舗装から石畳に変ってお寺が見えてきました。



9時25分階段を登って音羽観音善法寺到着。眼病の神様らしく、こうちゃんの為に 2人で早速お賽銭入れて丁寧にお参りしました。2匹の犬が歓迎?の声で賑やか。 奥から住職さんがわざわざ出て来られて挨拶しました。 「おはようございます。音羽山登山ですか。どうぞ登ってくださいね!」「はい!行ってきます!」 とてもやさしい表情で話してくれた。気持ちがいいスタートです。



大きなイチョウの木や杉の木の横から自然道に変る。さっそく草が伸びていて歩きにくい。 2日前の雨でまだ水が道に流れている。湿って石がゴロゴロ荒れた道が続く。 倒れ木をまたぎ、イバラをかわし、伸びたカヤをかき分け、 それにしても足元が見難くいなー!ヒル居ないよねー! 参道と違って天国と地獄の差。これって人生山あり谷ありの教えかな? 他にいいルートあったのかなー?と思いつつやっと尾根に着いた。 山らしい道でホッとする。雑木林がら植林に変り、次の尾根に着いたなーと思ったら、 10時10分、ここが音羽山山頂852mです。



尾根の途中に少し伐採された空間があると言う感じ。 視界は無い。なんでここが関西100名山に選ばれたのかなー??と バナナ食べながら率直に思った。まだ時間あるので音羽三山縦走して見ようと決め、 右にルート進む。この先はきれいに手入れされた植林道。「こっちがきれいでいいねー!」



緩やかな尾根を気持ちよく進む。 再び登り10時30分経ヶ塚山到着889m。



山頂は視界無いが、広く石碑が有る。音羽山より経ヶ塚山が感じがいい!。もう1つ進もうと 三山を目指す。今度は雑木林の激急下り。「せっかく登ったのに、うぁ〜こんなに下るの〜!」 途中やっと山が開け、正面に大きな熊ヶ岳が姿を現した。タワに着き再び登り返しす。 なんと熊笹の攻撃。



最初は低かったのに、標高上げると共に背丈以上の笹の中を泳ぎながら、 11時10分、熊ヶ岳到着904m。



ここだけ伐採された山頂。笹と雑木林で視界は無い。 三山で一番標高が高い。「熊出てこないかなー?」と思いつつ休憩する。 元の道引き返す気にならないので、さらに南に進み、針道の集落に出るコースで帰ろうと決めた。 実は、ここの地図持っていませんが、地図の本で見たルート方角をしっかり頭に入れて来たつもりです。 しばらく笹こぎし、笹から開放されて、テープもふみ後もしっかり付いた道です。 大きな尾根を辿っている。右下界から重機の音している。方向は合っている。 どんどん薮の中下っている。 別れ道見落とさないように注意しながらテープに沿って進みました。 アンテナ棟に付き道がきれいになった。11時40分大峠に着いた。 女性に関連する石碑が有った。 このまま縦走すると竜門岳と続く。私達はここで右に針道を通り、 ジグザグ下ると10分で舗装された林道終点に出た。記憶通りのルートに出てホッとする。 薄暗く湿っていて、舗装の上全面にコケが生えている。かなりの急下りなのでツルツル滑る。 道路凍結のごとくゆっくり下った。きっと四駆しか登って来れないでしょう。 やっと集落に出てた。近くのおばあちゃんが「おかえりなさい!」と言ってくれた。 新しい道路工事とトンネル工事が進んでいる。 集落から離れ林道を歩く。針道から歩くこと50分、滝に出て県37に出た。 自転車持って来たら良かったな。すぐ近くに有名な談山神社がある。 道路をのんびり歩く。



道路や田んぼ周辺に彼岸花が満開で疲れを癒してくれた。 南音羽集落に着き1時10分、観音道入口駐車場所到着。 車の後ろでシート広げて昼食タイム。 縦走するとは思ってなかったけど迷わず帰れてよかったな!この後 帰りは県道を南に行くと吉野なので、吉野山ちょっと行ってみようか!と移動する。

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