三久安山と準備体操の東山



ウォーミングアップに登った東山1016m、尾根コース(宍粟50の山)<前編>
2008・11・5
久々の秋晴れ、このいい天気逃してはもったいない!と出かけた。(自営業の特権です)
前日夕方「三久安山」の登山口下見に行き、 R29〜R429の北へ峠付近に属する「東山温泉」に向う。
キャンプ場のおじさんから、遊歩道コースの 地図頂き、朝東山も登ってみよう!と明日の予定を少し変更。
入浴後、競馬収益金寄付のきれいなトイレが有る温泉駐車場に車中泊。星がとてもきれい!



朝起きて感激! 駐車場周辺は真っ赤に紅葉して、 これぞまさしく目が覚める鮮やかさ!空気が澄んでいて気持ちがいい。
朝食済ませ、キャンプ場上部の東山登山口まで移動。 東山施設周辺は立派なキャンプ場や遊歩道、ドライブロードが整備されていて、 宍粟市は随分お金が掛けているよなー。
手ぶらでも良かったが、一応ハイカー。ザック仕度して7時50分出発。



東山尾根コース2.4kmと有る。良く整備された道。 朝のウォーミングアップに丁度いい。遊歩道1号の分岐を左に尾根コースに進む。



階段混じりの紅葉がきれいな道。20分程で遊歩道1号と合流。 ここから先は植林と自然林の尾根歩き。急登りがあり、やっと登山らしくなってきた。 山が広く伐採され、新しく林道工事中。
きれいな山をこんなに広く、もったいないなー。 林道と伐採地を横切り再び自然林へ。



雑木林から変りブナ林が続く。この美しい自然、存続を願うばかり!紅葉も色が増してきた。




8時30分「東山」1016m到着。山頂周辺もサラサドウダンなどが赤く紅葉していた。 立派な展望台があり360度パノラマ。山の表示板も有り遠くを望める。 水分補給して、早々下山開始。遊歩道1号利用。植林地帯をジグザグ下り、 9時25分登山口到着。ファミリーでも楽しめる山でした。
次の山「三久安山」へ移動。R429に出て峠を越え、 高野地区に下る途中、道路脇に「たかの名清水」の湧き水を見つけた。 少し組んで一宮町公文地区に出る。たかの名清水



三久安山(さんきゅうあんさん)1123m(宍粟50の山)<後編>
2008・11・5
東山から移動して、県道6号「まほろばの湯」の手前の揖保川の橋渡り、 千年水の道標に従って公文川に沿って進む。千年水を過ぎたら道が二又になって左に進む。 約10建程の集落過ぎたら道がダートになっいる。 普通車でも行けますが、不安を感じるダート道です。 ススキが伸びてランクルにはギリギリに思える道。
大きな落石があって、こうちゃんがやっとの力で転がし通過。 トンネル越えて、集落から走る事約15分位、 林道頂点に着く。10台以上は駐車出来る広く開けた場所。ここでも充分展望良好です。 風も無くいい天気だねー!いい日に来たね!
再びザック背負い10時40分出発。



丸太梯子を直登り。いつ壊れてもおかしくない丸太が、違う意味で緊張!
昨日の話ですが、50代の夫婦が阿舎利山登った後ここ登山口下見に来ていて出合った。 「この梯子まだ有ったねー。もし壊れていたら、 落石防止ネットをよじ登ろうと思ったのに!今日は時間的に無理ね!」と、奥さんが言った。 えぇ〜!かなりの直登りを凄い考え!!貧弱な私達と違い、数倍の冒険とパワーに驚き!
梯子登りきると痩せ尾根通過。再び岩混じりのロープ張った斜面を直登り。 登りきると、左斜面伐採された尾根に沿って進む。



倒木や鹿除けネットが倒れて荒地になっている。皆適当に足場を選んで進んでいる様子。 常時、大勢の人が入っている様子は無い。天気良すぎで暑い。一気に汗だく。 足場に苦戦しながらやっと自然林に入り、ピークに着くと左に音水湖分岐がある。 右に大きな尾根を進む。テープがこまめに有って迷う事無い。
段々巨大なブナの木が目立ち、紅葉も鮮やかになって来た。



どこ見ても大自然の美しさに感動です。丁度紅葉タイミングが一番良い時期の模様。 綺麗、綺麗!の連発で足が止まる。
今までに見た秋の山のbPに入る程。
紅葉でなくても素晴らしい山。 この山の隠れた人気の意味が良く分りました。あぁ〜来て良かったなー!
ブナ林の大きな尾根を少しづつ標高稼ぎ、



左(ブナの木に大きなサルノコシカケ)右(山頂付近の紅葉)

山が開け、11時40分「三久安山」1123m到着。山の名前は難しいが、 覚えやすい標高だなー!



一部伐採されていて藤無山方向が展望出来る。 この時期で、汗してても寒さを感じない暖かさです。 私達だけの昼食タイム。ブナやモミジの紅葉に囲まれて、とても贅沢な時間ですね。 食後のコーヒーをゆっくり飲み休憩して、
12時30分元のコースで下山開始。自然のめぐみの秋のシャワー浴びて幸せな気分に浸る。
伐採地尾根から世界が変り現実に戻る。足元の倒れたネットに注意して、 最後の危なげない梯子を下る。
1時20分駐車場到着。このルートは時間に余裕の変化ある登山でした。
この山は他に色んな尾根を辿ったルートが有る模様ですが、 不明慮なルートが多くて、地形図とコンパスは必需品。でも結構アタック者が多いとか。 皆さん凄いですねー!
帰りはちょっと足延ばして、出石でそば粉買って、但東町のお気に入り「シルク温泉」入浴し、 黒ゴマ状に色入った甘柿買って帰った。

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