三の丸の大雪原



戸倉トンネル〜戸倉峠〜氷ノ山三の丸まで雪歩き
2008・3・9
今年は豪雪だったけど、 雪シーズンは吹雪などのもろもろの不安があり、なんせ軟弱な気持ちの私達で有りますが、 2月中は雪の日が多く、やっと最近春めいて来て、雪山登山にやっと腰をあげた。 氷ノ山付近のスキー場はまだ2m残っている。朝自宅出て、 R29を鳥取方面向い、戸倉トンネル手前の駐車場着いたのは10時前。 3台の車駐車してある。その1台京都ナンバーのワイパーに「登山中16時下山予定」と書いていた。 春雪山は危険が多いので私達も注意しようと気合入れた。仕度して10時10分出発。 除雪された国道の2m越してる雪壁をよじ登った。



高い土手も道路も区別無い程の積雪。旧国29の道を旧戸倉トンネルまで歩く。 先に登った人達のスキーの後がある。スノーシューは私達だけの様です。 トンネルから左に林道をクネクネ歩く。カーブミラーも首まで雪に埋もれている。



斜面の区別が分り難いのでなるべく真ん中を歩く。急斜面の土手を見上げながら、



雪崩来ないよねー!ほとんど大きなブナ林なので多分大丈夫だろう?と願いながら進んだ。 30分位で県境の戸倉峠に着く。



南(左)の斜面は過去に登った赤谷の頭方面。 今回は氷ノ山目指し北面の林道をしばらく歩く。 この林道も過去にマウンテンバイクで走ったコースで、林道が長く延びている。 平坦の見晴らしいい林道をしばらく歩くと、 広い空地の様な場所から林道は大きく左にカーブし、スキー跡はそのまま林道 進んでいるが、私達は正面の尾根に入り尾根を辿った。ここにも踏み後がある。 アップダウン繰り返し北へ進む。 今日はとても天気が良くて汗が流れる。真っ白な雪がとてもおいしそうだなー! 春の雪は重くて足に負担が多い。日当たりいい木の側歩くといきなりズボッ! と足が膝までうもってしまう。木の周りは雪解け早いので注意です。 林道からの合流の後がある。



杉の木の頭近くまで雪が積もっているので見晴らしはいい。 大きなブナ林が続く平坦なとてもきれいな場所歩き。雪のブナも絶景だなー!



地形図上は「三の丸」とあるが、この付近かなー?確かでないが・・ 現在は氷ノ山二の丸を鳥取の人達は三の丸と呼んでいるらしい。 とりあえず現在の三の丸行こう!と元気出す。が、もう昼過ぎているので しばらく進んで、風の当たらない大きなブナの木の麓で昼食。 こうちゃん手作りアルコールコンロでお湯沸かす。おにぎりと暖かいラーメンが美味しい。 1時再出発。ザックは軽くなったがお腹が重い。まだまだ絶景のブナ林続き。 これが忘れなくて雪山に来るのだー!この感動皆にも分けてあげたいなー!と贅沢なひと時。 段々急登りが続き視界が開け、広い広いドーム状のゲレンデ。



まるで雪で出来た砂漠の様!ここは背丈以上の熊笹なので木が少ない。 どこを歩いても良いので適当に上を目指す。やっと平坦になり三の丸が目の前です。



ここに色んなルートから合流します。2時30分三の丸(二の丸)1464m到着。



休憩小屋も積雪で入れません。氷ノ山山頂が見えているが、 後1時間位かかるし時間無いのでここで引き返す。 途中で抜いた1人のスキーの男性がすぐ後から到着。 「犬連れの人と会わなかったですか?」と聞かれたが誰も会わなかった。 朝早く出発したらしいが、途中ではぐれたらしい。 「私達出発は10時頃です」と言うと「そうかー早かったなー」と「もう少し探してみるわ」と先へ進んだ。 もう時間無いのに大丈夫かなー?と心配しながら元のコースで下山開始。 三の丸下りたら新たなスキー跡と2匹の犬の足跡が有る。私達のスノーシュー後を犬は辿っていた。 さっき探していた人と犬だね! もう下りているのにあの人まだ探しているのかな?!余計に心配になってきたが、 多分、経験豊富な方の様だから下りてくるだろう!と思った。 旧トンネル越して旧国を歩いていたら、後から疲れた声でため息が聞こえた。 「あ!さっきのおじさんだー!」と嬉しくなった。「犬の足跡有りましたね!」 「そーやなー下りていたなー」と会話した。スキーは下りは早くて良いなー! 駐車場見えたら「やっほー!」とおじさんは仲間に手を振った。 私達も「やっほー!」と言いたかったが止めた。 5時25分駐車所到着。京都ナンバーの人達でした。 シバ犬2匹がシッポ降って迎えてくれた。多分私達の足跡辿っていたので匂い覚えたのだろう。 とても賢い可愛い犬だなー!先に手を振って帰った。 重い雪を長い時間歩いたので足がパンパン、かなり疲れている。 今回の歩数は31000歩位でした。良く歩いたなー!どこの温泉で疲れ癒そうかなー!

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