桟敷ヶ岳



関西100名山、桟敷ヶ岳(さじきがたけ)896m
2006・7・4
梅雨で毎日湿気が多くて不快指数100%。同じ汗をかくならいい汗流そうと、 京都に1座残してある賀茂川の源流の桟敷ヶ岳に出かけた。京北町の貴船の北に位置する。 尼崎〜川西〜園部〜日吉〜京北町R162周山街道〜R477と良く利用するおなじみの節約コース。 桟敷ヶ岳も山を囲んで沢山の登山ルートあるけど、遅い時間なので一番短いコースを選びました。 R477常照皇寺過ぎて井戸集落の桂川を橋渡り、府61を道なりに進み、終点手前の 2つ目のピンカーブを右に林道に入る。未舗装の湿った植林道を走るとすぐ終点で登山口です。



4〜5台駐車スペースが有り、目立たない登山口が有る。とりあえず昼食済ませ、仕度して 1時出発。登山口には道標は無いが、巡視路の柱に赤いリボンが結んであった。



コアジサイの葉が伸び、登山道を伏せて歩きにくい。湿った道が続き、ヒルが居ないかとても心配。 少し進むと登山道を無造作にふさいでいる沢山の倒木。



なんとか乗り越えたり回り道したりして通過。 このルートは登山者が少ないのか薮っぽい。さらに進むと再び倒木。 コース選択失敗だったかなー?と思ってしまった。今の所ヒルは居ないみたいでホッとする。 草も伸びていてストックで払いながら、数本の倒木交わし、こんな道がずっと続くのか心配したが、 やっと手入れされた植林道になってホッとする。 この先は気持ちよくジグザグ標高上げていく。段々空が近くになり、緩やかな尾根に着き、 大きなモミの木や杉の大木が増えてきて、地蔵さんに出会う。挨拶して進むと山が開け、 広く伐採された祖父谷峠。



石仏峠ルートと合流有り。右に進む。頭上には高圧線が延びている。 視界が良くきれいに整備された巡視路の階段。ピークの伐採広場過ぎて再び登ると鉄塔に出た。 ここで分岐。地図見ると手前のピークで左に山を巻くように近いコースあったみたいですが、 気付かなくて、ちょっと遠回りだった。鉄塔を左に進み少し下りナベクロ峠に出た。



小さな分岐あるので注意。消えかかった道標とテープを地図で確認しながら進む。 雑木林の狭い道をクネクネ進み、「本当に関西100なのかなー?」と思いながら歩く。 尾根でヒルに似たしゃくとり虫の様なこげ茶の虫がズボンに居たが、 水気が無い場所なので多分ヒルでは無いと思いますが・・・(冷汗) 途中1人の70代男性と出会う。人と出会ってホッとする。長い雑木林を抜け、山の姿が変り、 2時15分、桟敷ヶ岳到着895.8m。



三角点ある山頂は、一部鉄塔方向しか視界は無いが、 伐採された広場になっていて、広い尾根の感じいい風景の山です。 山頂に着くまでの道中はあまり見所なかったが、山頂に着くときれいで納得しました。 鞍馬や雲取山からなど沢山のコース有るみたいで人気ある山なのかな? 私達の今日のコースが余り利用されていない様な感じですね。少し休憩して下山開始。 ナベクロ峠から近道し、途中道が少し荒れていたが、なんとか巡視路階段に出た。 祖父谷峠から元のコースで下り、再び倒木と格闘し、3時駐車場到着。 山頂は感じ良かったが、なんとなく印象薄い感じに思えた。他からのコースが楽しいのかも。 帰りは久振りに日吉温泉に入浴し帰宅。

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