須留ヶ峰



須留ヶ峰1054m(宮本倉谷コース)
2008・4・15
須留ヶ峰は、兵庫県宍粟市大屋町の門野地区近くに、 随分昔から気になっていた山の一つでした。
門野地区は私の名字でも有り、親しみがわき良く覚えていた。 情報によると、この山付近は私達が一番嫌いな「ヤマビル」が沢山居るとか! それを恐れて、ヒルが出る前にアタックしようと向いました。 R29〜R429〜県6富士野トンネル越え、和田地区にも登山コース有りますが見送り、 門野地区過ぎたらすぐ、須留ヶ峰宮本登山口看板あります。川に沿って道進むと、 登山口案内板が有ります。立派な林道がまだ先に続いているのでとりあえず走ってみた。 峠から道が分かれ右に(須留ヶ峰方向)にさらに林道が続き、 やがてダートになって工事中でした。行く末はどこまで?と思いながら引き返す。 ちょっと時間ロスして昼食済ませ。12時25分宮本倉谷コース出発。



案内板の裏の土手登って砂防ダム作業道を歩く。一番上の砂防ダムから山に入る。 廃道にになった荒れた作業道をジグザグ進む。正面近くに林道工事が見える。 あれ?さっきの工事現場すぐ向いだね!地形から工事はこっちに向っている様に見える。 さらに植林進むと小さい滝があり、倒木が増え、 随分派手に上から長い距離で土砂崩れになっている!、大きくえぐれてコースが消えた! 余りにも急斜面で巻き込むコースが見当たらない。横切るにも土が緩くて滑落の危険あります。 とりあえず上を目指そうとそのまま杉植林を激登り。これが間違いの元だった。 植林もかなりの急斜面で足が滑りそうで難しい。木の根をつかみ、 慎重にキックステップで土手に足場確保して進むも、 気を緩めると滑落しそうで怖く緊張が続く。「怖いよ〜」とmiyo! 下から見上げたより実際は急すぎて、今さら途中戻るも危険だし、 行くしかないナと・・・危険な冒険ですね(冷汗) 岩混じりになったら一気にこうちゃんがよじ登って、ザックに携帯してたロープ下ろして、 半べその状態のmiyoが引き上げられた(汗汗) 尾根に辿り着き、 再び楽なダート林道に入りジグザグ長く歩く。 随分荒れていて、この林道本当に必要だったのかなー!と思う。 林道が終点になり急斜面の自然林を一気に登る。所々残雪がある。
2時30分大杉山山頂到着1048m。



とても見晴らし良く、大屋町の天滝方向が見渡せた。 すぐ南斜面にこの山の由来「大杉」が立派に存在している。何年杉だろう?



この山頂付近は大杉以外は針葉樹は無いので良く目立つ。正面の須留ヶ峰が呼んでいる! 会いに行こう!とてもきれいなブナ林。 さっきの苦労も忘れました。緩やかにアップダウン繰り返し、
2時55分須留ヶ峰到着1054m。



一部伐採されていて景色が望めた。今日は気温が高くて汗だく。 和田コースだと、沢沿いの直接登れるコースらしい。水分補給して元のコースで下山開始。 大杉山に東に別ルートある。長い林道歩きは面白くない。
この先「苦」が待っているんやなー。 激登りした上部から続いて林道があってそのまま下る。見下ろすと自然の力を思い知らされる。 土砂崩れ中腹部で手前の植林を大きくジグザグに下った。 倒木が多い土砂崩れの下に無事に着いた。良く見ると数ヶ所迂回のテープがあった。 登る時は沢山の倒木で気付かなかった。
5時10分無事下山。このコース登山はイマイチだね! 熊にもヒルにもあわなくて良かったなー!
なんだか疲れたなぁー!


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