春の頭巾山



<頭巾山871m、野鹿の滝コース>
2010・5・15
頭巾山は京都府と福井県の県境の上にあります。過去7〜8年前に綾部のコースから登山してますが更新して無い。
いつも参考にさせて頂いてる「やまあそさん」や「矢問さん」の頭巾山報告を見ていたら又行きたくなった。
旧堀越峠のコースは知らなかったので、先日ぶらっと下見に行った。
美山からの峠道は立派ですが、名田庄がわへの林道は所々落石あり、通過出来ますが結構荒れていた。
野鹿の滝コースを確認して、滝を見学してその日は帰ったのでした。




本日改めてアタックです。尼崎から地道走ったので朝9時頃美山に着いたのですが、
miyoが「今シャクナゲが見れるのは野鹿コースよ!」と言うので、今回は堀越峠コースは見送った。
R162(周山街道)〜名田庄道の駅前〜県771〜野鹿の滝へと進む。
今日はランクルなので登山口付近はそんなに広く無く、土曜日なので車多いかも?と野鹿の滝を過ぎた先の広いスペースに駐車。




支度して9時50分出発。野鹿渓谷に沿って歩く。川の音が心地よい。1台の軽自動車が通過して行った。
林道終点手前に登山口標識があり、道の所々に膨らんだ駐車スペースあります。
姫路ナンバーの車と、先程の軽京都ナンバー2台のみ。なんだ〜少ないね!駐車出来たね!朝のウォーミングアップとしましょう。
京都の男性が準備中で挨拶交わす。「昔よりこの道荒れたなー!」と話す。シャクナゲ保護地区の看板ある。
川に下りる階段が付いている。川の石渡り、植林に入る。道は整備されて歩きやすいが、斜面が急で小刻みにジグザグ登る。
初っぱなから心臓破りやって来ましたね〜!とゆっくり標高稼ぐ。
60代後半のご夫婦が早くも下りて行った。姫路の方かな?
すでに汗だく、こうちゃんがタオルハチマキ巻いた。急登りが続くので、いざ勝負!ってとこかな?
植林から岩混じりに変わり、 木の根っこむき出しにロープ張っていて、湿っていて急勾配で滑りやすいので注意です。




シャクナゲが目立って来たが花が無い。遅かったのかな?と諦めながら登っていくと、
少しだけシャクナゲの花が残っていた。「私を待ってくれたのね〜!」と喜ぶ。

  


更にイワカガミも増えてきたがツボミが多い、指先より小さなフテリンドウ(春リンドウ)咲いていて、「かわいい〜!」とテンション上がるmiyo!
シャクナゲの花は登山道にはほぼ散りかかりですが、落ちた花びらも少なめの様に感じた。
北斜面の谷には沢山咲いてるが危険で見に行けない。
花探し、写真撮影に忙しい余裕のmiyoだが、花より団子、腹減った〜!と早く山頂を目指したいこうちゃん、 急斜面続きを必死に登り続けている。
山が開け11時10分、頭巾山871m到着。



誰も居ない。視界抜群360度パノラマ。モヤも薄くて若狭の海が近くに見える。
堀越峠〜八ヶ峰の山々が見渡せて感動ですが、 岩の上の祠が、改修仕立てで防腐剤塗りたてです。凄く匂いがして感動の邪魔をします。
日陰場所探すも周りは斜面の尾根、少し傾いた小屋の中は薄気味悪く、風向き考え祠の前で昼食。
無風で丁度いい気温です。京都の男性が到着。舞鶴在住の方で一緒にお茶を飲みながら山の話が盛り上がった。
今年は何の花も数が少ないらしいです。異常気象の為ですかね。
その後40代男女2人が反対のコースから到着し、山頂狭い為かすぐ引き返して行った。
直後60代ご夫婦が到着し、滝の上のコース(尼来峠)尾根を最初間違え少しヤブこぎし、尾根はいい感じで登って来たと言う。
後3人来ますよ!と言った。とっても元気なご夫婦で、もう1つ山行けそうな勢いでした。山頂はとても賑やかになった。
色んな人と会話してたら到着から1時間半立っていた。12時40分私達は「お先です〜さようなら!」と元のコースで下山開始。
ジグザグ急斜面も下りは早い!70代男女が登って来た。「あぁ〜しんどっ!」と楽しそう。山登りの人は皆元気ですね!
1時30分林道に出た。気持ちいい渓谷を見ながら新緑のシャワー浴びて歩く。



1時50分駐車場所到着。短いコースでしたが、花に会えて十分楽しめました。
堀越峠に頭巾山コースと棚野坂峠〜八ヶ峰コースがあります。又の機会にアタックしたいと思います。
この後「あやべ温泉仁王の湯」向かいました。

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