鈴鹿山脈、釈迦ヶ岳と水晶岳



近畿100名山、釈迦ヶ岳1092.2m(96座目)
2006・5・29
近100も後わずかになりましたが、5月が雨の日が多かったせいで、 山に行くタイミングがつかず、天気予報聞くと今日から天気が良いみたい。 チャンスです。仕事の段取りつけて、いつもは起きない朝5時自宅を出ました。 早朝は車も少なく阪神高速もガラガラ。東名阪鈴鹿下車。ETC朝の通勤割引効いて2時間でこれた。 R306菰野町から朝明渓谷に沿って走り、朝明ヒュッテの広い駐車場に止める。 有料と書いてあるが誰も居ない。数台の車が止めてあった。釈迦も沢歩きあるみたいなので、 ヒル対策にズボンの裾をベルトで締めて、庵座谷道で7時45分出発。 バス停横の道を入ると工事中。 新しい工事中の小さな橋渡り、自然林に入る。少し薮でこの道かな?と思ってしまった。 少し登ったらいきなり急下りで沢に下りた。 沢を渡るとテント村に入り鉄の橋渡り登山道になる。 少し歩くと道が崩れたのか迂回道に入った。テープに沿って進むと従来のルートに出た。 沢から離れ標高を上げていく。段々気温が上がってきて汗がどんどん出て来た。 最初のピーク過ぎると再び沢の音が聞こえる。沢に近づくに連れ道が少し荒れて来た。 滝の音が段々近づいて、山の谷間に見えてきた。川の側から踏むと崩れる緩いガレ場の急登り。 落石に注意しながら慎重に進みます。庵座の滝の中腹に辿り着いたが滝が見えない。 写真は川を移動して撮ったら良かったみたいです。滝の一部と音だけで写真なしです。残念。



でもいくつかの小さい滝を見ながら進みました。沢が緩やかになりきれいな風景に変り、 9時25分大きなパイプで出来た砂防ダムの上で休憩。朝早かったので小腹がすいた。 ドラ焼きが美味しい。もうすでに汗ビショビショ。もう一息。



少しのシャクナゲとシロヤシオが咲いています。山が開け猫岳の山並みが見渡せる尾根に着いた。 鈴鹿山脈が続いているのが良く見える。



切り立ったキレットの谷尾根を登っているらしい。 この先からは木の根っこがむき出しのえぐれた激登り。 上りきったら開けた松尾尾根の頭の広場に出た。4人の人が休憩中。緩やかに尾根を歩いて、 10時15分釈迦ヶ岳山頂到着1092.2m。



山頂は狭いが一部町並みが見える。 先に到着の名古屋のご夫婦と山の話で盛り上がりました。 昼食はまだ早いので、名古屋の方と別れを告げ、ハト峰コースに向う。 緩やかな気持良い尾根が続き、正面のピークを一登りで猫岳。正面にキレットが見える。



凄い!あの尾根を登って来たのかと改めて思う。笹が増えて暑さも増してきた。 風が通る森に入って、丁度12時昼食にする。おにぎりを食べて早々に出発。 段々高い笹に変り道が田んぼの様にぬかるんで歩きにくい。ハト峰に別ルート合流あり。 山が開け、砂地に変りハト峰峠到着。



砂地の山と岩が何とも不思議な別世界です。 風が強くなって雲が流れて来ているが雨雲の様子でない。 ここで下山コース有るが、時間あるので水晶岳まで行って見る。 滑りやすい砂地の道を登り尾根道に変る。 小さな谷の横を登っていく。ピークに着き金山到着。御在所縦走路になっている。 その先少し開けた中峠。下山ルートあり。さらに登り返し再び沢に出て、大雨で荒れた道を通過。 高い笹に変り分岐を右に登り、1時5分水晶岳到着。945.1m。



山頂の道標も無く、 三角点は転がってどれだか分らない。フェンスに小さく山の札がくくってあった。 山頂は雨量観測場が有り狭い。4人の人がテーブル広げて昼食中でにぎやか。 雨量観測場の係りの人らしい。少し会話して、 名前はきれいだが期待はずれの山頂なので早々下山。 滑りやすい笹道を急下り、根ノ平峠を左にコースを取る。 ガレ場で水量が多くて登山道は川になっている。薄暗くヒルが居ないか心配。 いくつかの砂防ダムを通過し、別荘地帯に入って川を渡り車道に出た。 道路20分位歩き、2時20分駐車場到着。何度も沢を渡ったがヒルに合わなくて良かったなー。 駐車料無料?みたいです。怪しい雲が流れて来ている。 着替えて車に乗り込んだら、空から様子見てたかの様に雨が降ってきた。 なんとグットタイミングでしょう!雲にお礼言わなくてはね!・・・ この後鈴鹿スカイラインの希望荘で入浴。結構長い距離歩いて足疲れたなー。 雨が上がって虹が出ています。 明日も天気良さそう。雨乞岳に行こうかな。菰野道の駅に移動。
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